こんにちはトラ次郎です。
今日は「カレーにリンゴを入れる方法」についてお送りします。
カレーの隠し味に定評のあるリンゴ。
バーモントカレーのCMとかでおなじみですよね。
んで、今回はカレーにリンゴを入れるコツについてまとめてみました。
- カレーに入れるリンゴの量
- タイミング
などなど。
ま、テキトーな感じに入れても大体OKなんですが…
美味しくなるコツを知ってると、もっと自分好みの味に仕上がります。
簡単なので、小学生もチャレンジしてみてください!(高学年)
カレーの隠し味にリンゴを入れる方法
カレーにリンゴを入れる方法は「すりおろし」が楽チン。
すり下ろしたリンゴをお好みのタイミングで入れます。
小さくカットしたリンゴをカレーに溶かし込む方法もあるんですが、簡単なのはやっぱ「すりおろし」ですかね~
カレーに入れるリンゴの量
カレーに入れるリンゴの量は
- カレー1箱(10皿くらい)にすりおろしリンゴ半分~1個がくらい
が無難ですね。
入れ過ぎると、カレーがリンゴの甘さ全滅するので、最初は安全運転がオススメ。
甘いのがお好みでしたら、少しずつ微調整してください。
リンゴを入れるタイミング
カレーにリンゴを入れるタイミングは
- 水と同時(具材と一緒に煮込む)
- カレールーと同時(弱火で5~10分煮込む)
の2通りが人気あります。
確かに、この2つって味の印象が違う感じが気がします。
ただ、明確にコレだ!っていう自信がなかったので、両方作って食べ比べてみました。
水と同時
味の感想・特徴
- リンゴとカレーの味に一体感
- 隠し味的なリンゴの効果
- コクのある甘さ
- 落ち着きのある味
リンゴの酸味と甘さが熟成され、カレーのコクを深めます。
より隠し味っぽい風味になって、リンゴ感は影をひそめる。
リンゴをさりげない隠し味で使いたい人にオススメ。
カレールーと同時
味の感想・特徴
- フルーティー
- いかにも「リンゴ入ってます」って感じ
- 爽やかな酸味と甘味
- フレッシュで明るいイメージ
カレー全体に、リンゴの風味がふわーと漂う。
フルーティーで優しい味のカレーって感じですね。
甘口カレーが好きな人なら、ハマるかも知れません。
おまけ・具材と一緒に炒める
あと、リンゴをカレーの具材と一緒に炒める入れ方もあるんですね~
ついでに、こちらも食べ比べてみました。
味の感想・特徴
- リンゴ感が奥に引っ込み、完全に引き立て役になる
- カレーの味を邪魔しない
- より熟成された深いコク
- なめらかな風味
目立たないけど、確実にリンゴが効いています。
角のとれた酸味と、深みのある甘さが特徴。
大人っぽいリンゴカレーって感じです。
総評・大事な話を一つ
さて、合計3種類のリンゴ入りカレーを試食したワケですが、それぞれに味の特徴を確認できました。
一言でいうと「リンゴに熱を入れるほど深い風味になる」って感じ。
もちろん、逆をついてフレッシュなリンゴ感を楽しむのも全然アリだと思います。
しかしですね、大事なことを一つ・・・
リンゴはしょせん隠し味なので、リンゴを入れてもカレーの味を根本的に変えるほどのパワーはないです。
リンゴはあくまで、個人の好みに合わせた微調整であります。
その微調整がドンピシャで決まれば「リンゴ最高!」なんです。
でも、味へのこだわりがリンゴと一致してなければ「リンゴ?どこが?何か意味ある?」みたいに、空振りになる可能性があるかも…
今回、僕がリンゴカレーを試食したあとに、家族が残ったカレーをご飯のおかずにしました。
そこで、やつらの感想も知りたくて、かみさんと子供に聞いてみたんです。
リンゴの入ったカレーは、おいしいですか?
って。
すると・・・
リンゴ?どこが?何か意味ある?
でしたね。
リンゴはカレーの隠し味に定評があります。
でも、味のキャラクターを理解したうえで採用しないと、イマイチ物足り感じがするかも知れません。
また、物足りないからといってガンガン増量すると、不思議味のカレーになっちゃいます。
不思議味=不味ですね。
隠し味として丁度よい分量だと、リンゴの味が分かりずらいのが難しいところ。
ところで、ハウス食品のサイトではリンゴの角切りが入ったカレーレシピが紹介されています↓
角切りリンゴ+ポークのカレーですって。
かなり攻めてる感じがします。
リンゴジュースでも代用できる?
以前、テレビでグッチ裕三が「ニュートンカレー」というメニューを紹介していました。
リンゴジュースを水の代わりに使用したカレー。
(リンゴゆえにニュートン)
こちらも、念のため試食してみました。
だけど、リンゴジュースカレーって世間ではあんまり人気ない感じ。
「甘過ぎる」とか「まずい」とか、散々な評価でした。
ってことは、さすかに「全部リンゴジュース」は行き過ぎなのかも?
(グッチさんが作ればウマいかも知れんが)
そこで、リンゴジュースの量を薄めに変更(水2:ジュース1)してカレーを作ってみました。
※カレールーは辛口を使用(グッチ推奨)
さて、リンゴジュースカレーの味は・・・
とりあず「甘い」っす。
バーモント甘口の上をいく甘さ。
これ以上甘いと、甘すぎって感じ。
でも、うちのかみさんは「フルーティーで美味しい」とか言ってました。(そっちか)
うむ、確かにフルーティーですよ?
コクのある甘さと、柔らかな酸味…
なんつーか、トロピカルっぽいお子ちゃまカレーって感じでしたね。
つまり、フルーティー好きなら(水2:ジュース1)の割合がちょうどいいのかも。
甘い路線でガンガンに攻めるなら、このくらい甘い方が食べ甲斐があります。
ただ、もう少しカレーっぽい味がお好みなら、リンジュースの量を減らした方が良いです。
ちなみに、リンゴの隠し味効果は生リンゴと同じ方向なので、入れる量が適正ならリンゴの代わりにリンゴジュースでもOKだと思います。
(厳密にはチョット違いますが)