こんにちはトラ次郎です。
今日は「赤ワインを入れすぎたカレーの直し方」についてお送りします。
![隠し味赤ワイン カレー](https://i2.wp.com/curry-joy.com/wp-content/uploads/2020/04/74e932b3c547649c4b82bb9e05c4c7e1.jpg?w=1256&ssl=1)
カレーの隠し味に赤ワインを入れると美味しくなる、とのこと。
ただ、カレーに入れるワインって入れ方とか量を間違えると、チョット奇妙な味になるんですよね~
酸っぱくて、渋くてヘンな感じ。
そのままじゃ、家族にブーブー文句言われるかも?
そこで今回は、赤ワインを入れすぎたカレーの直し方についてまとめてみました。
赤ワイン入れすぎカレーの味を修正する方法
![赤ワイン カレー具材煮込み](https://i1.wp.com/curry-joy.com/wp-content/uploads/2020/04/9625921588b6f2d89fd6ee1b14d4f6c8.jpg?w=1256&ssl=1)
カレーに赤ワインを入れる量は、調理法によってそれぞれ違います。
なので、一概に「何グラム入れると良い」と言えないんですが…
今は、そんな事どうだっていいですよね?
すでにワインが入っちゃって「あちゃーどうしよー」の状態ですから。
なんでもいいから、食べれるカレーにしなきゃいけません。
それじゃ早速、ピンチの赤ワインカレーを救出する作業に入りましょう。
水で薄めて煮詰める
ワインを入れ過ぎたカレーを水で薄めて→蓋をしないで中火で煮詰める
※シャバシャバするくらいに薄めて、焦がさないように注意
![入れ過ぎカレー 赤ワイン](https://i0.wp.com/curry-joy.com/wp-content/uploads/2020/04/b7812415e37b515e9ed33b5e196c8ef7.jpg?w=1256&ssl=1)
カレーに赤ワインを入れる時は、水を入れる前にワインを煮詰めるといいんですが…
現時点で、水はおろかカレールーも入っちゃってますよね。
その状態で、ワインのアルコールや酸味を煮詰めて飛ばすのは、かなり面倒くさいし焦げるかも。
そこで、煮詰め作業がしやすいようにカレーを水で薄めて、中火で加熱できる状態にします。
んで、ある程度に詰まったら一度味見をしましょう。
たぶん、ワインの匂いと酸味がだいぶ抑えらたのが分かると思います。
そうしたら弱火に切り替えて、調味料を入れるステップへ進む!
使用する調味料
シャバシャバの赤ワインカレーを中火で煮詰めると、少し食べやすくなるんですが…まだ、ワインの風味が気になるんじゃないでしょうか。
そこで、調味料を使って味の微調整をします。
砂糖
砂糖を少しずつ入れて味見をする
![入れ過ぎ砂糖入れる 赤ワイン](https://i0.wp.com/curry-joy.com/wp-content/uploads/2020/04/35bc592610deb6eb9f7398f9a6c549f8.jpg?w=1256&ssl=1)
砂糖を入れることで、ワインの酸味をまろやかにします。
もちろん「入れ過ぎ注意」なので、少しずつ入れて様子をみましょう。
甘くなる寸前の「ちょっと変わったかな?」くらいでOK。
砂糖の甘味でワインの酸味を完全制圧しようとすると、甘すぎて自分がどつぼにハマります。
中濃ソース
中濃ソースを少しずつ入れて味見をする
※中濃じゃなくても、ウスターとかトンカツソースでも大丈夫
![ソースカレー赤ワイン入れ過ぎ 中濃](https://i1.wp.com/curry-joy.com/wp-content/uploads/2020/04/5d6f0b52d0264c44e7cdbe2d8d1f36c3.jpg?w=1256&ssl=1)
中濃ソースは、ワインの渋みとカレーの味を馴染ませます。
ソース系の味は渋味を肯定する風味なので、カレーに渋い味が入っていてもヘンな違和感を感じさせません。
渋さを抑えるんじゃなくて、渋さを味方にするやり方。
赤ワインとソース焼きそばって、妙に相性がいいじゃないですか。
それと同じようなノリですね。
もちろん「入れ過ぎ注意」なので、少しずつ入れて様子をみましょう。
少しずつ入れて味見をしてると、ある時点から味の風向きが変わるのが分かります。
フッと、ワインのイガイガした感じが優しくなるんです。
そこまで来たら、ソースは終了。
![カレー 赤ウィン 入れ過ぎ2](https://i0.wp.com/curry-joy.com/wp-content/uploads/2020/04/3235147c298eea4d686ec911c54e45dc.jpg?w=1256&ssl=1)
もしソースが終わって、今度は逆に酸味が気になる事があるかも知れない。
(気にならなかったら味付け終了)
そしたら、もう一回砂糖で微調整します。
くれぐれも「微調整」ですからね!
甘くするのではなく、酸味の角を取るのが目的です。
んで、仕上げに弱火で煮込み、お好みのトロミ加減までもっていきます。
修正したカレーはどんな味?
さて、出来上がったカレーはこんな感じ↓
![カレー 赤ワイン 入れ過ぎ3](https://i1.wp.com/curry-joy.com/wp-content/uploads/2020/04/d71a7ee7fcf4c293446f71c2016cea1e.jpg?w=1256&ssl=1)
かなりドス黒いですね…
これは、画像をいじって黒くしたワケじゃないです。
水6:赤ワイン4くらいの割合で作ると、こんな感じでワインの色が強く出ます。
んで、お味の方は・・・
- 思いっきりワインの香りがする
- 酸味がはっきり出る
- 渋くて深い味
こう書くと、ちょっとマズそうな感じがしますね(^^;
でもでも、そんなに悪くないですよ。
酸味は残るけどイヤな感じじゃないし、渋味は大人っぽいカレーの雰囲気を醸し出す。
ある意味、手の込んだ深い味がます。
確かに、ワインの風味は強いかも知れない。
けど、美味しくなる方向に調整してあるので、これはこれでイケてると思います。
雨降って地固まる…って感じですかね。
ま、最初から適量を守るのが一番なんですが。
ちなみに、赤ワインも銘柄によって味が違い、同じように作っても風味に差が出ます。
また、カレールーとの相性もあるので、いろいろ試すと面白いですよ