こにちはトラ次郎です。
今日は「カレーの肉を入れるタイミング」についてお送りします。
お家で作ったカレーの肉が「こりゃちょっと固いな~」って思ったことありませんか?
特に、ゴロゴロのブロック肉だと固さに気づきやすいんですが、ペラペラ肉でも固くなっちゃうんですよね。
もうちょっとお肉が柔らかければ、カレーの美味しさもアップするのに…
でも、長時間お肉を煮込んだり、圧力鍋を使って調理するの面倒くさい。
そこで今回は、普通にカレーを作ってお肉を柔らかく食べる方法について考えてみました。
特に、カレーの肉を入れるタイミングは大切ですよ~
カレーの肉は野菜と一緒に煮込むと固くなる
一般的に、カレーを作る手順は
肉野菜を炒める
↓
具材を煮込む
↓
カレールーを入れる
て感じですよね。
でも、この順番だとお肉が煮詰まって固くなっちゃう気がする。
ゴロゴロ系の肉はもちろん、薄切り肉でも赤身の部分がコリコリした感じになります。
ま、気分が乗って
「今日は肉をホロホロにしてやるぜ~」
って日は、圧力鍋や炊飯器を使って手間をかけてもいいんですが、そういうのは時間がある休日のくらいしかできません。
そこで、あまり手間をかけずにカレーの肉を食べるには、やっぱ肉は「後入れ」が良いと思うんです。
野菜と一緒に肉を煮込まないで、カレーの仕上がる寸前で肉を入れる。
そうすると、お肉が固く煮詰まらず柔らかく食べれます。
カレーの肉を柔らかく食べるには後入れが良い?
お肉を後入れするカレーでは…
最初にお肉をお好みの感じにソテーしたら、一旦お皿に取り出します。
その後は、普通のカレーと同じように
野菜を炒める
↓
野菜を煮込む
↓
カレールーを入れる
みたいな流れ。
んで、ソテーしておいた肉は、カレールーと同じタイミングでお鍋に入れます。
(人によって、カレールーの前だったり後だったりしますが…)
要するに、お肉をグツグツ煮込まなければよいワケですね。
熱を入れすぎないことで、カレー肉のジューシーさが保たれ、柔らかく食べることができます。
ただ、そのやり方では一個だけ心配なことがありました…
裏書のレシピと違うけど大丈夫か?
カレールーの箱の裏には、カレーの作り方が書いてあります。
書いてある内容はどれもほとんど同じであり、「肉と野菜を炒めて一緒に煮込む」というところも共通した部分。
ということは、 カレーの肉は後入れするのは「 お約束に反している」ってことになりますよね。
そこで思うんです…
「 お肉は柔らかく食べれても説明書通りに作っていないので、どこかカレーの美味しさを損なってないか?
お肉のエキスがスープに溶けている方が美味しいかも?」と。
僕の気持ちとしては、今まで何度か「肉後入れカレー」を作った経験から
「ま、普通においしいですよー」
と言いたいところ。
しかしながら、実際に二つカレーを並べて試食したことはないんですよね~
二つを目の前で比較して「肉の柔らかさを含め、トータルでどちらが美味しいカレーか?」っていうのは 、やったことありませんでした。
もしかしたら、普通に作ったカレーの方が美味しいの??
…ってことで、レッツ試食!
肉後入れカレーvs肉先入れカレー!どっちが美味しい?
さて、いつもの如く2種類のカレーを作って食べくらべてみました。
材料や原料はなるべく平等にし、肉の入れるタイミングだけを変えてみます。
(後入れの肉は、カレールーと一緒にいれました)
とりあえず肉から食べてみると・・・
後入れの肉は、柔らかくジューシー
先入れした肉は、ちょっとモソモソする
って感じ。
これは予想通りでした。
煮過ぎていない分、 後入れした肉の方が有利ですから。
続いて、カレーの味は・・・
ぶっちゃけ、後入れだろうが先に入れだろうがカレーの味は95%同じですね。
ほぼほぼ一緒
しかし、両者の違いは一口食べて違いがわかりました!
レシピ通りに作ったカレーは、カレーの味にパワーがある。
肉を先入れした方が、微妙に美味しいんですよ…
例えれば、ブイヨンでカレーの味を補強したイメージに近い 。
黙って単品で出されたら違いが分からないかも知れいないけど、二つ並べて比べたらハッキリ違いが分かります。
微妙な違いだけれど、 無視できない差がある。
箱の裏書に「肉と野菜は一緒に煮込む」と書いてあったのは、そういう意味だったか!?
とは言っても基本的には同じ味だから…お家のカレーだったら、お好みで作り方を選ぶのがベターだと思います。
例えば・・・
- 高級な肉の味を楽しみたいなら、後入れ。
- 普通にカレーを作って「肉はおまけ」みたいな感じなら、先入れ。
みたいな感じで。
ひき肉のカレーだったら、断然先入れですね。