こんにちはトラ次郎です。
今日は「玉ねぎなしカレー」についてお送りします。
カレーの具材には、玉ねぎが入っているのが普通。
でも「カレーを作ろうと思ったけれど、玉ねぎがなかった」とか
「買いに行くのがめんどくさい」など、色々あるんじゃないでしょうか。
ただ、玉ねぎなしのカレーってなると…イマイチ味が素っ気ないっていうか、シンプルすぎる感じがする。
辛さやしょっぱさが前面に出て、コクが無いようなイメージ。
ま、それ系の味が好きな人も多少いるんですが、家族全員がそんなマニアックな味を求めているワケじゃないと思います。
そのまんま玉ねぎなしのカレーを作ると、口に合わない人がいるかも知れない 。
そこで今回は、玉ねぎなしのカレーをどうやって味付けするかについて考えてみました。
玉ねぎ無しカレーの作り方
巷では、ときどき「玉ねぎなしカレー」のレシピを見ることがあります。
すると「玉ねぎなくてもカレー作れるじゃん」って一瞬思うんですが、レシピを読むと作り方が難しかったりするんですよ~
キャベツの芯を応用して使うとか、使ったことのない調味料が登場したり。
でも、それじゃイマイチ参考にならないです。
めんどくさいことを理解するより、スーパーに玉ねぎを買いに行ったほうが早いですから。
理想は「いつも通りにカレーを作り、簡単な味付けで玉ねぎの穴埋めをする」って感じですよね 。
ただ、玉ねぎを他の食材で代用するのは、かなり難しいと思います。
玉ねぎはどこまで行っても玉ねぎ。
何が何でも玉ねぎ。
長ネギを炒めても、玉ねぎにはなりません。
なので、玉ねぎがなくてカレーを作る場合は、それ専用の味付けで攻略する必要があります。
目指すは「いつもと違うけど、結果的においしいカレー」。
もちろん「簡単な作り方」「お家にある材料」で臨みます。
おすすめの調味料
玉ねぎ無しカレーを作る時は「玉ねぎ無し」特有の風味を活かすために、調味料の隠し味で味のバランスを整えます。
ただ、そのためには前提条件があるんですね。
それは、じゃがいもや人参をスープに「溶け込ませる」こと。
そう言うと・・・
「ちょっと、めんどいな~」
って思うかもしれません。
でも、やり方は簡単。
調理法としては、 じゃがいもと人参を細かくみじん切りにすれば OK。
みじん切りにする量は、野菜全体の1/4くらい 。
全部みじん切りにすると超どろどろカレーになっちゃうし、カレーの味も薄くなります。
程よく野菜がカレーに溶け込むことで、 玉ねぎなしカレーのとんがった味を優しい感じにできます。
実は、野菜を適度に溶け込ませるだけで、玉ねぎがなくてもボチボチ美味しいカレーになります。
でも、いつものカレーを基準にすると、若干物足りない感じがするんですよね。
そこで、隠し味の力を使って風味をパワーアップするワケです。
ちなみに、隠し味の量は一概に何グラムと言えないので、小皿に取ったカレーで試食しながら見当をつけてください。
クリームシチューのルー
玉ねぎなしカレーにクリームシチューのルーを入れると、とんがった味が優しくクリーミーになります。
玉ねぎはカレーに入っていないと、どうしても味が痩せてる感じがしちゃいます。
でも、それにクリームシチューを入れると、味がフワッと優しくなりカレー全体が食べやすくなります。
味の角が取れる感じ…って言うんですかね~
野菜ジュース
野菜ジュースは、普通のカレーでも隠し味の一つとして使われる食材。(トマトベースのやつ)
んで、玉ねぎなしカレーに野菜ジュースを入れると、味が華やかになります。
トマトの程よい酸味が味にキレをもたらし、食欲をそそる。
カレーに玉ねぎを入れないと味がイマイチ華奢なんですが…華奢は華奢でも華のある華奢さなんですね。
線の細い味でも、鮮やかさが違ってきます。
激やせのお姉さんと、ファッションモデルのお姉さんってチョット雰囲気が違いますよね。
砂糖醤油
砂糖醤油とカレーって、かなりミスマッチな感じがしませんか?
僕は昔、家族に砂糖醤油をカレーに入れるところ見られて、超イヤな顔をされました…
ソースとかケチャップならまだしも、砂糖醤油までいくと相当な違和感を感じるんですね。
さて、そんな砂糖醤油玉ねぎなしカレーに入れると、コクが豊かで深い味になります。
ストイックでパツパツした玉ねぎなしカレーの味に深いコクが加わる。
砂糖の程よい甘さと醤油のうま味のおかげで、味のまとまりが良くなります。
ギスギスした感じから、ちょっと和んでる感じにチェンジします。
ただ、入れすぎると甘々カレーになるので、さじ加減は慎重に^^