カレーの男爵とメークイン!煮崩れバトル?勝ったのはどっち

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こんにちはトラ次郎です。

今日はカレーに入れる男爵とメークインについてお送りします。

男爵とメークイン
左男爵・右メークイン

カレーに入れるじゃがいもの種類は「男爵」が良いのか?
それとも「メークイン」か?

味の人気は、若干男爵のほうが上(個人の好みはあります)なんですが、メークインは煮崩れに強いというメリットがあります。

どっちを取るか、非常に悩ましい問題ですね。

そこで今回は、男爵とメークインのカレーを作って「味の違い」や「煮崩れの強さ」を比較してみました。 

食べ比べて、男爵の方がぶっちぎりにウマかったら男爵の方がよい。

でも大差なくて、メイクイーンの方がメッチャ頑丈だったらメークインにしたいところ。 

さて、カレーにはどっちが向いているのか?ちょっと見てみましょう・・・

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ジャガイモの種類・男爵とメークインの違い

男爵はじゃがいもの中で一番生産量が多く、スーパーなどで一番よく見かけるやつ。 

ほくほくとした食感で、ポテトサラダとかコロッケなんかに向いていると言われています。

でも「じゃがいも=男爵」みたいなイメージもあって、カレーとか肉じゃがでもバンバン登場して来ますよね。

一方、メークインは男爵よりも長細い形、二つ並べてみると違いが明らか。

男爵と比べて「煮崩れに強い」とされいて、煮物系のメニューで御指名がかかる。

一般的な人気は男爵に負けますが、メークイン独特のトロ~っとした食感を好む人もいます。

カレー メークイン4

カレーに合うじゃがいもって言うと「煮崩れ」の心配があって、メークインを推す声もあります。

でも実際には、そんなこと全然気にしない人も多いですよね。

普通に考えると、メークイン方が調理しやすいかな~って思うんですが…それほど違わないのかな?

そこで、メークインと男爵のカレーを実際に食べ比べて、白黒をつけたいと思います。 

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煮崩れバトル

とりあえず、煮崩れの強さを試すために…男爵とメークインを同じ鍋で煮てみました。 

左男爵・右メークイン

茹で時間は、中弱火で30分
(20分だと両方とも煮崩れなかったので10分延長)

写真を見ると、メークインの方が煮崩れに強いのか分かりますよね。
ただし、大差で勝ってるわけじゃないんです…

メークインだって30分煮ると、かなり柔らかくなっちゃいます。

きっと、カレールーを入れて鍋をガンガンかき回したら、バラバラに崩れて見えなくなるでしょう。

じゃがいもを茹でている途中経過や他のジャガイモを見ると…確かに、男爵よりもメークインの方が煮崩れに強い感じ。 

でも、強度の差で言ったら「男爵の2割増し」ってところでしょうかね~

メークインの方がちょっと強いですけど、人参に比べると足元にも及ばないっす。

実際に煮崩れするかどうかは、じゃがいものポテンシャルよりも「茹で方」や「下ごしらえ」の方が大事だと思います。 

あと、食べた印象としては…こちらは世間様の噂通り。

男爵→ホクホクした食感。じゃがいもらしいおおらかな味。
メークイン→トロリとした舌触り。きめ細やかでソフトな味

どっちが美味しいかは、完全に好みの問題。

じゃがいもが好きな人だったら、両方とも美味しく感じるんじゃないでしょうか。 

カルビーとコイケヤのポテトチップを食べ比べたら、どっちかマズいとか無いと思います。 
そんな感じですかね~

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カレーを作って食べ比べ

カレー メークイン

さて、メークインと男爵を使って「2種類のカレーライス」を作ってみました。

で、食べ比べて味わってみると・・・

味は?

男爵とメークインのカレーを比較すると、カレーそのものは同じ味でした。

じゃがいもが思いっきり溶け込んだら、少しは違うんでしょうけど…カレーだけなら99%同じ味。

なので、お家でカレーを作る時に「男爵」と「メークイン」による味の影響は無視してもいいんじゃないかな~と思います。 

さて、じゃがいもそのものの味は…やっぱ違いました
違う種類のじゃがいもですから。

面白いのは、男爵とメークインをカレーに入れると両者の違いが引き立つんですね。

男爵はカレーの中にあっても 「じゃがいも感」を強く主張してきます。
味にパワーがあって、食感もダイナミックな感じがする。

それに対し、メークインは繊細で滑らか。
男爵と比較して、お上品な味がします 。

男爵みたいにガンガン主張してきません… 

男爵はじゃがいも王様、メークインはじゃがいもの女王と言われますが、確かにそれっぽいイメージだと思います。

ただ「これは男爵だ」みたいな感じで意識して食べないと、あまり違いが分からないかも? 

違いはあるんですが、僅かな違いです。

仮に、いつもカレーに男爵を入れているお家がメークインにすり替えたとしても・・・

「おおっ!今日のじゃがいもはメークインだね」

とか言われないですよ、きっと。

分かっているのは作っている本人だけで、食べてる人は「じゃがいも」としか思わないでしょう。
(それ系の職業の人は別ですが) 

煮崩れは?

煮崩れに関して、比較するとそれぞれに違いがあるんですが…両者とも致命的な欠点は無いです。

ま、どっちも「じゃがいも」なので似たようなもんですよ。 

並べて比べりゃ「メークインの方が少~し強いかな~」って感じ。

一応「男爵は粉質系」「メークインは粘質系じゃがいもの代表選手。

なので、若干キャラの違いはあるんですが…要するに「じゃがいも」なんですよね~ 

巷のカレー談義で「カレーに合うじゃがいもは男爵か? メークインか?」 みたいな話ってあると思いますけど… ぶっちゃけ、どっちでもオッケーだと思います。

しかし、あえて一本に絞るなら・・・
男爵でいいんじゃね?って感じ。

煮崩れの問題は、じゃがいもの「茹で方」とか「下ごしらえ」のやり方で全然変わってくるし…男爵だったら、どこの店に行って売ってるじゃないですか。

スーパーで普通にジャガイモ買ってくると、男爵である確率が高いです

でもメークイン狙いだと、2~3軒回らないとない可能性もあります。
それって、ちょっとめんどいですよね。 

メークインは「たまたまお店に置いてあったらゲットする」くらいの感覚でいいんじゃないでしょか。 

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