こんにちはトラ次郎です。
今日は「カレーの野菜を柔らかくする方法」についてお送りします。
カレーを作って、いざ味見をしてみたら・・・
「あれ?人参固い?」みたいな事ありますよね。(ジャガイモも)
「ちゃんと作ったつもりのに、なんでー」って。
そこで今回は、カレーの野菜を柔らかくするコツについてまとめてみました。
- 出来上がったカレーの野菜が固い
- 野菜がいつも固い
- レシピ通りに作ったのに固い
など、それぞれの状況に応じて考えてみたいと思います。
出来上がったカレーの野菜が固い→水で薄めて煮詰める
カレーに入れるジャガイモとか人参って、柔らかくなるのに時間がかかりますよね。
それなのに、出来上がったカレーの野菜が固いと…若干ショックを受けます。
カレールーを入れてトロミがついた状態では、煮込み時間を延長すると焦げやすいし、弱火で煮込むと時間がかかる。
でも、ある程度の火力を入れないと、野菜が柔らかくならないのが難しいところ。
巷では「ジャガイモとか人参を拾ってレンジでチンすれば」みたいな案もあるけど、それはチョットめんどくさい。
そこで、僕のオススメは「水で薄めて中火で煮込む」です。
トロトロのトロミが付いたカレーでは、弱火じゃないと焦げ付きます。
さらに、焦げないように絶えずかき混ぜてると、カレーが温まないので野菜も柔らかくなりません。
それなら、いったんカレーを水で薄くして、火力を上げたほうが要領が良いと思います。
薄めたカレーを中火で煮込んで
↓
トロミが出てきたら、弱火に変えて仕上げの煮込みに入る…という流れ。
写真で見るとこんな感じ
見た目は美味しいそうですが、野菜はゴリゴリ
↓
水を入れてシャバシャバにしました
↓
中火で煮込んで少しトロミが出る
↓
弱火で仕上げの煮込み
※念のため、野菜の固さをチェックしてください
もし、お手元にガラムマサラとかクミン等のスパイスがあったら、仕上げにパパっと振ってみましょう。
煮込んで飛んじゃったカレーの香りが復活します。
んで、こちらが出来上がったカレー↓
一度薄めて、再び煮込むと「煮込んだ感」が強調されて、いい感じに二日目っぽいコクがでます。
そっち系の味が好きな人なら、思いっきりハマるかも知れない。
ヒマな時間があったら(?)一度試してみてください。
カレーの野菜がいつも固い→レンジでチン
作る人によっては「私のカレーはいつも野菜が固い」なんて場合もあるでしょう。
そう言うと「レシピ通りに作れば」なんて声が聞こえてきそう(^^;
確かに、それも一理ありますよ…でも、言ってることがヤボなんでスルーします。
固いものは、固いんです。
それを承知したうえでジャガイモを柔らかくしないと、作る人もつまらないです。
んで、カレーの野菜がいつも固い人は、野菜にラップをしてレンジでチンしましょう。
人参とジャガイモを切ったら、炒める前にレンチンするだけ。
そしたら、いつものようにカレーを作ります。
チンしたジャガイモとか人参は、半生くらいでOKっす。
調理のスタート地点で、ジャガイモとか人参が半生であれば、あとは普通に煮込むだけでちゃんと柔らかくなりますよ。
レシピ通りに作っているけど野菜が固い
ときどき「レシピ通りに作ってるけど、野菜が固い」って話も聞きます。
普通はレシピに従って作れば、野菜も普通に柔らかくなりそうな気がします。
でも…固いものは固いんです。
ただ、カレールーの箱に書いてある作り方って、ちょっと曖昧なところもありますよね?
僕が気になるところは・・・
- 煮込みの時に蓋をするのか、しないのか
- 人参とかジャガイモの切る大きさ
この辺がちょっと曖昧だと思いました。
そこで、レシピ通りに作っても野菜が固い場合は
- 煮込みの時には蓋をする
- ジャガイモとか人参は、いつもより少し小さめに切る
でやってみて下さい。
これで野菜の火の通りが良くなり、人参とかジャガイモも柔らかくなると思います。
ちなみに、煮込みの時に蓋をすると、カレーの仕上がりが若干シャバシャバになるかも知れない。
蓋をしたおかげで、閉じ込められた湯気が鍋に戻りますからね。
んで、その対応策として
- カレールーを入れる前に、煮汁を少しお椀に取って置き→トロミ加減を見て煮汁で調整
- 普通にカレールーを入れて弱火で煮込み→シャバシャバしてたら、煮込み時間延長
みたいな感じでやってみて下さい。
どっちのやり方でも結果は同じなんですが、早く決着がつくのは1の方だと思います。
「煮汁を少しお椀に取って置き→トロミ加減を見て煮汁で調整」ですね。
それじゃ、グッドラック!
カレーの野菜を美味しく食べる方法について