こんにちはトラ次郎です。
今日は「薄いカレーの救済方法」についてお送りします。
お家で丹念に作ったはずのカレーが・・・
「あれれ~ちょっと水っぽいかな?」って事よくありますよね。
心配になって味見をしてみると、薄味のスープカレーみたいな感じ。
食べれなくはないけれど、ちょっと物足りない…
そこで「お家にある調味料で、もう少しおいしくしたいな~」って考える人も多いはず 。
実は、これって日本国中で昔からある悩み。
だから、解決策もいろいろな形で提案されています。
では、どうやって薄いカレーを救済するのか…ちょっと見てみましょう!
カレーの味が薄い時の対処方は?
妙に水っぽくって、シャバシャバした薄いカレー。
多分これって、皆さん何度も食べたことがあるんじゃないでしょうか?
で、その原因のほとんどが「水の入れ過ぎ」 。
水を入れ過ぎたのなら、カレーのルーを追加すればいいんですが…
ルーを使い果たしてしまったら、他の方法で味付けをしなきゃいけません。
昔は 、世の中のカレーライスが平均的に薄味だったので、中濃ソースとか醤油をかけて味を調整していました。
今でもその名残りで、カレーライスにソースをかけるオジサンとか…たま~に目撃すると思います。
別にいいんですよ、薄いカレーにソースをかけたって。
昭和っぽい味わいで、なかなかオツなものです。
ただ、お家にある調味料次第では、もうちょっと現代的な救済方法があるかも知れません。
とりあえずコンソメスープが無難
取り急ぎ薄味カレーを濃くするためによく使われるのか「コンソメスープ」の顆粒とかキューブ。
コンソメスープの塩分で、薄いカレーの味を補います。
お家にコンソメスープありますか?
もしなかったら「マギーブイヨン」や「オニオンスープの粉末」とかでもいいですね。
ぶっちゃけ、洋風スープだったらなんでもいいかも?
(スープ系がなかったら「塩」ですかね~)
ひとまずコンソメやブイヨンを投入して、薄いカレーの味見をしてみます。
そこで、もし「うん、おいしい!」ってなったら、味付けはここで終了。
お疲れ様でした!
コクを出すには?
でも「コンソメだけじゃ物足りない、もうちょっとコクが欲しいな~」って時は・・・
- 「バター」とか
- 「粉チーズ」をいれてみます。
あと・・・
- 味にパンチが欲しい時は「にんにく」
- 味にしまりを出したい時は「タバスコ」
- スパイシーな感じが欲しかったら「胡椒」や「一味唐辛子」
などを追加してみましょう。
もちろん、さじ加減は慎重に行ってください。
いきなりドバっと行くと、新たな問題が発生します。
そうやって味付けすると、理想通りのカレー!
とまでは行きませんが「ぼちぼち美味しいスープカレー」みたいな感じになります。
人によっては「チョコレートを入れると深みが出るよ」とか「コーヒーをちょっと入れると美味しい」などいろんな意見がありますよね 。
ただ、それって経験のある人だったら良いと思いますが、窮地に立たされた人が未経験の隠し味でピンチを切り抜けるのはリスクが高い。
なので、味が想像できる調味料で味付けをして行った方が無難だと思うんです。
もちろん、トラ次郎もチャレンジャーな味付けで散々失敗しました。
カレー∔レモン汁とか…分量を間違えたおかげで、不思議味のカレーが出来上がった事があります。
もしかして、あなたもやった事ありますか?
ビーフシチューは超使える!
「カレーのルーはないけれど、ビーフシチューのルーだったらお家にある」って人はラッキーですね!
迷わず、ビーフシチューのルーをひとかけら投入してみましょう。
もし足りなかったら、もう一個追加。
ビーフシチューのルーはカレーとも相性が良く、とろみもつくので一石二鳥。
カレーはスパイスの風味が強いので、少しぐらいビーフシチュー入っても 簡単にへこたれません。
カレー100%の仕上がりとはちょっと違うんですが「 優しくてマイルドなカレー」に仕上がります。
ハマる人はこれがきっかけとなって、次回から隠し味にビーフシチューを入れたくなっちうかも?
あと、ビーフシチューじゃなくて「クリームシチュー」でも全然ありですよ。
カレー+クリームシチューのコンビですから「クリーミーなカレー」になります。
小学校の頃、学校の給食で「カレーシチュー」っていうメニューがありましたよね。
あれよりも、ちょっとカレーっぽいかな~って感じです。
レトルトのカレー
レトルトのカレーも薄いカレーの修復に使えます。
この場合、レトルトのカレー1袋を薄いカレーに入れて、味見をしながらコンソメスープで微調整すると、味がまとまりやすいです。(大きい鍋だったら二袋必要かも?)
話はそれますが… 昔、自分で作った甘口カレーの鍋にLee 辛さ30倍を入れたことがあります。
遊びで。
そしたら、 Lee 一個で見事な辛口カレーになりました。
物好きな人は試してみてください。
とろみをつける
薄いカレーって味はもちろんなんですが、とろみが足りないのも気になるところ。
シャバシャバのカレーは「一晩寝かせる」とか「長時間煮込む」とトロトロになるんですが… 時間がかかるので、ちょっとめんどいかも?
そこで、手っ取り早くとトロトロ感を出すには「小麦粉」か「じゃがいも」が良いです。
小麦粉を使う場合は、大さじ1~2くらいの小麦粉を水で練ってカレーに溶かす。
じゃがいもは、カレーの中に入っているじゃがいもをすり潰してカレーに溶け込ませる。
んで、溶かした小麦粉やじゃがいもがとろみを発揮するまで、かき混ぜながら丁寧に煮込んでください。
あと、飴色玉ねぎでもトロトロ感が出ますね。
ただ、入れすぎると甘くなっちゃうので、 味見しながら量を加減してください。
カレーうどんにする
薄いカレーを美味しくアレンジできるのに定評があるのが「カレーうどん」 。
カレーうどんは、お汁がシャバシャバしている方が食べやすいですよね。
味付けは、薄いカレーにめんつゆを入れて程よい濃さに調節するだけ。
もし、カレーのスパイス感を楽しみたければ「ほんだし+醤油」みたいな組み合わせで味付けすると良いと思います。
めんつゆオンリーだと間違いはないですが、まろやか系の味になりますから。
そして、スパイスは「七味唐辛子」がオススメ。
カレー丼は?
ただ…基本的にはカレーライスを食べるつもりでカレーを作っているでしょうから、ご飯を炊いているお家が多いんじゃないかな~と思います。
そういう場合は、カレーうどんよりも「カレー丼」の方がいいかも知れません。
しかも、薄いカレーはカレー丼にアレンジするのが簡単。
作り方は、カレーうどんと同じく薄いカレーに和風に味付け(めんつゆ)をして→片栗粉でとろみをつける。
カレーライスは小麦粉でとろみをつけますが、カレー丼の方は片栗粉の方がよく合います。
これって、うまくハマると第一希望のカレーライスよりも、カレー丼の方が家族の評判が良かったりするんですよね。
特に、お年寄りのいるお家だと。
しかも、使うカレーのルーは半分くらいでOKですから「また、カレー丼作ってみようかな~」って気持にもなります。