こんにちはトラ次郎です。
今日は「辛いカレーを甘くする方法」についてお送りします。
カレーの辛さを和らげる方法って、世間ではいろんなやり方が提案されていますよね。
でも、たくさんあり過ぎて自分のカレーにはどれが良いのか迷いませんか?
いきなり激甘になっちゃったらヤバいし…
そこで今回は、巷に溢れる「カレーを甘くする方法」について実際に食べ比べをしながら検証してみました。
もちろん、どこのお家でも簡単にできる方法ばかりですよ~
カレーライスに直接かける方法
辛いカレーを甘くするのに一番簡単な方法は、カレーライスに直接調味料をかけちゃうやり方。
これだったら各自の辛さの好みを優先できるし、調理の手間も省けますよね。
んで、それぞれを食べ比べてランキングにしてみました。
1位「生卵の黄身」
辛さを抑えるパワーは最強。
卵の黄身のでカレーを薄めている感じがあるんですが、味わい的には好印象。
カレーに生卵をそのまま乗せるに抵抗がある人は、温玉とか卵黄だけにすると食べやすいと思います。
2位「コーンスープの素」(粉)
コーンスープの甘味で、カレー全体の辛さを抑え込みます。
また、カレーぽいスパイシーさが減少するのでお子ちゃま向けの味になる。
コーンカレーって感じですね
3位「プレーンヨーグルト」
ヨーグルトの味がカレーの風味とピタッとハマる。
カレーの味は変わらず、辛さだけだ優しくなる感じ。
カレーとの相性は一番良いかも?
4位「マヨネーズ」
マヨネーズの酸味で、辛いカレーの口当たりが柔らかくなる。
マヨネーズの風味がするけれど、変な違和感はありません。
わざとカレーに溶かさないで食べると、マヨラー好みの味になります。
5位「チーズ」(ピザ用のチーズや粉チーズでもOK)
チーズの風味で、カレーの味に全体的にマイルドなコクが出る。
程よい辛さが残るので、チーズが好きな人のトッピングメニューとしてもおすすめ。
6位「中濃ソース」
中濃ソースの甘さで、食べた瞬間「おっ!食べやすいじゃん」って思いました。
でも、辛さのピークはあまり変わらない感じ。
なので、激辛のカレーを甘くするには若干パワー不足かも。
チョイ辛くらいだったら、丁度良いと思います。
カレーの鍋に隠し味を投入
「中辛のつもりが辛口買ってきちゃった」とか「手元が滑ってスパイスを入れすぎた」なんて場合は、根本的に辛いですよね。
そんな場合は、甘くなる隠し味でお鍋のカレーをまるごと甘くしちゃいましょう。
これも実際に食べ比べ、効果が強い順に並べてみました。
1位「みりん」
辛いカレーにみりんを入れると、まろやかな深いコクが出る。
カレーの一番辛いところもパワーダウンして、ヒリヒリした感じが抑えられます。
しかも、カレーの味があまり変わらないのが素晴らしい。
みりんを考えた人は、超頭がいいですね。
ちなみに、カレーに入れるみりんの量は…味見しながら、慎重に決めて下さい。
程度を超えると、美味しくなくなりますから。
ま、それは他の隠し味にも言えることですね~
2位「クリームシチュー」
クリームシチューと辛いカレーの組み合わせもは、昔からある裏技の一つ。
クリームシチューの良い所は、入れ過ぎても失敗しないこと。
もし、たくさん入れ過ぎてドロドロのボテボテになっても…水を足せば、大事には至りません。
味的には 、辛いカレーがクリーミーで穏やかな感じになります。
シチューの優しい甘みがプラスして、だいぶ食べやすい感じ。
お子ちゃまウケしそうな、 柔らかい味になります。
3位「野菜ジュース」
野菜ジュースを辛いカレーに入れると、まろやかな味になります。
辛味のとんがったところが取れて、ちょっとハヤシライスみたいな味になるんですね。
カレーに野菜ジュースを入れ過ぎるとマズくなる…と言う話を聞いたことがあるんですが、少しずつ入れていけば、さほど難しいことはありません。
甘くなり過ぎず、いい感じに味がまとまってくれます。
4位「牛乳」
辛いカレーをアレンジする裏技で「カレーに牛乳を入れると甘くなる」なんて噂話、聞いたことありませんか?
確かに、牛乳を入ると甘さが加わって、全体的にマイルドな味になります。
ただし、牛乳を入れてカレーが甘くなるのは「チョイ辛」まで。
「激辛」くらいになると、牛乳では太刀打ちできません。(チョイ辛ならぼちぼちいい感じ)
激辛スパイスが牛乳のマイルド感をぶち破り、思いっきり突進してきます。
ちなみに、激辛カレーに牛乳を多めに入れるとインドカレーみたいになります。
少しシャバシャバするくらいに牛乳でのばし、コンソメで味を調えたら出来上がり。
気に入ると結構クセになりますよ~
辛さを抑える飲みものは?
辛いカレーを食べたいけど、時々口のお中を休ませたい…という人は、付け合わせのドリンクで調整すると良いですね。
辛いカレーに合う飲み物は色々あるんですが… その中でも、手短にありそうなやつを飲み比べてみました。
どのドリンクが辛いカレーに効くのか、ちょっと見てみましょう・・・
1位「レモネード」
辛いカレーに合わせるレモネードは、ややレモン多めがおすすめ。
辛さで口がヒリヒリしている時にレモネードを飲むと、嘘のように辛さが治ってくれます。
燃え盛るような口の中を、逆風で吹き付けて強引に鎮めている感じ。
そして、甘酸っぱい味で口が癒され幸せ…
ただ、10秒くらいするとじわじわと辛さが巻き返し、45秒で再び口全体が辛くなる。
2位「アイスコーヒー」
アイスコーヒーと辛いカレーの組み合わせもいいですよ~
口が辛い時にアイスコーヒーを飲むと、 水を打ったようにピシャッと辛さが静まる。
カレーを食べた後に、コーヒーを飲むと美味しく感じるじゃないですか。
たぶんそれは、コーヒーの苦味がカレーの辛味を抑えてくれるからなんですね。
でも30秒くらい経つと、やっぱヒリヒリしてきます。
3位「牛乳」
牛乳はカレーの辛さを包み込むようにして、口内のヒリヒリを軽減してくれます。
口の中では辛い余韻が残っているんですが、牛乳のまろやかさで一時的に切り離される気がする!
辛いカレーを食べてる最中に牛乳を飲むと「牛乳って甘いんだな~」ってつくづく感じます。
4位「野菜ジュース」
野菜ジュース(トマトジュース等)も、カレーの辛さを抑えてくれる飲み物。
レモンティーとかアイスコーヒーは、カレーの辛さを力ずくで押さえつけている感じがしますが…
野菜ジュースは口の中を自然に中和する感じ。
カレーと野菜ジュースは味の方向性が似ているので、 食べ合わせのなじみが良いのが特徴。
なので、献立的にもスープとかサラダの代打でいけそうな気がします。
(おっと、そういう話じゃなかったですね)
ちなみに、口が辛すぎてつらい場合は…これらの飲み物をすぐに飲み込まないで、口の中で20秒くらい止めていると良いと思います。
口がジンジンする感じは残るんですが、ヒリヒリ感はだいぶ楽になりますよ。